麻酔を使用しない限り、無痛はあり得ない

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エステの脱毛処理の代表的なものに「電気分解法」があります。毛穴に針を刺して、そこに電流を流すことで毛根を破壊する方法なのですが、エステ側では「毛根に向かって開口しているアポクリン汗腺の分泌口も破壊できますから、ワキガに効果があるんですよ」とトークしているようです。

しかし、一時的にアポクリン汗腺の分泌口を破壊することができたとしても、近い将来には必ず再生してしまいます。つまり、におい汗の出口を塞いでしまっても、アポクリン汗腺そのものを除去しないと、もとどおりになってしまうのです。

また、エステでの脱毛処理とワキガ対策は毛根をターゲットとしているために、毛穴の周囲にあるエクリン汗腺に対してはノータッチです。そのため、多汗症には対応できず、ワキガと併発されている方は不満だけが残ることになってしまいます。

さらに、エステは理学療法のため麻酔が使えません。麻酔を使えるのは医療機関だけなのです。

そのため、多少の個人差はありますが片側で約800本もある絨毛を一本ずつ処理していくことになります。その結果、すべての肢毛処理に短い方で数力月、長くなると2年もの時間を要してしまうことになるのです。

また、電気分解法はデリケートな肢の下に針を刺すという方法です。肢の下はからだのなかでもとくに敏感な部位で、痛みに対しても鋭く反応します。エステのなかには無痛を謳っていうところもありますが、医師として言わせてもらえば麻酔を使用しない限り、無痛はあり得ません。生身のからだに針を刺すのですから。

その結果、ついには痛みに耐えかねてクリニックに相談にいらっしゃる方が少なくないのです。

最後に付け加えるなら、電気分解法は永久脱毛についても回数が多く、エステシャンの技術不足に伴う、毛の再生例が数えきれないほどあります。エステで脱毛やワキガ処理を受ける前に、その成功率を事前に確かめるようにしたいものです。

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  3. 麻酔を使用しない限り、無痛はあり得ない
    エステでの脱毛処理とワキガ対策は毛根をターゲットとしているために、毛穴の周囲にあるエクリン汗腺に対してはノータッチです。そのため、多汗症には対応できず、ワキガと併発されている方は不満だけが残ることになってしまいます。
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